「あなただけのライブラリー」ギンザのサヱグサ
こどもと対話し、こどものために選ぶ選書プログラム
子ども服ブランドだったギンザのサヱグサがアパレル事業を休止し、子どもたちのセンス・オブ・ワンダーの感性を”真の体験”を通じて開放して、のびのびと育ってほしいと「SAYEGUSA &EXPERIENCE」を開始。
good and sonは子どものための選書を行うプログラム「あなただけのライブラリー」を企画、担当した。
オンラインで親子と約1時間のコミュニケーションを行って子どもの興味や性格、会話の様子からその子らしさをつかみ取り、その後ふさわしい選書をて送り届けた。
子どもとの何気ないやりとりや親の希望と子どもの本音を行き来しながら、子どもの興味関心の背中を押したり、拡張したりできるような、日常ではなかなかたどり着かない本を選んだ。
以下は、募集に際して掲載したメッセージ。
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<ナビゲーターからのメッセージ>
本は子どもにとってどんな存在でしょうか。
親が読み聞かせてくれる本は世界の入り口のようであり、
自分で読み始めた絵本は自分が喜ぶものを見つける第一歩であり、
図鑑や児童書、物語へと進んでいけば、
徐々に自分や世界の深いところまで潜っていくことができます。
ですが読書は、即栄養を得られるものだけではありません。
何気なく読んでいた一冊がゆっくりと浸透し、成長の過程で不意に現れることもあります。
なかなか本を読まない子どもが、家にはいつも本があったこと、側に本を読む人がいたことによって、いづれ本を読み始めることに繋がるかもしれません。
多くの本はゆっくり効いてきます。そして、自分の考えや感覚、感情を的確に言い当てる言葉は、経験した瞬間よりも遅れてやってきます。その自分を知るその瞬間を、本はたびたび支えてくれます。
子どもの好奇心と想像力に驚き、讃え、
子どもの好きに寄り添い、手伝い、
子どもの夢や悩みに光を与え、風を通す。
本の可能性はいつの時代も汲めども尽きません。
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Information
- Year
-
2022-2023
- Client