三越伊勢丹 花々祭 2017

Copy Writing|Creative Direction|Editing|
三越伊勢丹 花々祭 2017

「装いは、花になり 花は、人になるー」 - いけばな草月流とwrittenafterwardsとともに

三越伊勢丹グループが春のファション立ち上がりに行うキャンペーンのクリエイティブディレクション。

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【コンセプト】
春の訪れとともに草花が芽吹き、家々や街の花屋を彩るように、春の装いは花となって街の風景を賑やかにします。花を生けるようにスタイリングし、私たちはどんな花束にも、いけばなにもなることができます。

いけばなの世界は、基礎を学ぶことで、自由な創作のアイディアと技術を手にします。原点を知ることで自由になり、逸脱もできるようになるのです。ファッションの根は自分自身です。自分自身を見つめ、選び、組み合わせ、着こなしたスタイリングは個性そのものであり、そのファッション=花々はみなさん自身になります。

たくさんの花を集めた華やかなものから、野に咲く花の一輪挿しまで、街にはたくさんの花々が歩き、交差し、ときに集います。ファッションは自由で可能性に満ちています。私たちは花であり、世の花々=新しいファッションはこれからなりえるかもしれないたくさんの私です。
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「装いは、花になり 花は、人になるー」をコンセプトに、メインビジュアルをはじめ、ウェブサイトとコンテンツの制作など、いけばな草月流をコラボレーターに、制作とディレクションを行った。

いけばなを「いつでも、どこでも、だれにでも、何をつかっても」といけばなを捉えるいけばな草月流とビジュアル制作をすることが決まり、円形の花の服が印象的なシーズンだったwrittenafterwardsのコラボレーションを企画。草月流4代目家元である勅使河原茜が、花の服を着たモデルを“花”と捉えて中心にすえ、花や植物を即興的に生けた。あわせて、日本橋三越、銀座三越、新宿伊勢丹の各店の店内装飾及びショーウィンドウのビジュアルも草月流の作家たちが担当。

ウェブサイトでは、まだ見ぬ新しいいけばな作品を作るべく、ギャル電、YUKI FUJISAWA、千原徹也、nukemeの4人のアーティストと草月流の作家たちに共同でいけばな作品を制作してもらった。

【credit】
Art Direction:岡本健(岡本健デザイン事務所)
Fashion Direction:山縣良和(writtenafterwards)
Photograph(main visual):横浪修
Hair & Make:石川ひろこ
Web Design:石黒宇宙(gm project)
Photograph(web):鈴木陽介(ertz)
Ikebana:草月流

Information

Year

2016

Client

三越伊勢丹