Jリーグ25周年新聞広告
Jリーグは、誰のためのもの?
Jリーグ25周年を記念した新聞広告のコピーを執筆した。
Jリーグという存在は皆に知られ、47都道府県のほとんどにサッカーチームが存在する現在。
しかし、Jリーグ/プロサッカーにはもっとできることがあるのではないか、可能性が眠っているのではないか、もっとプレー以外で人々と繋がることができるのではないか。
そんな思いを25周年に合わせて自分たちと世間に問いかけた。
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Jリーグは、誰のためのもの?
Jリーグは、今年で満25歳。
地域とのつながりが少しずつ広がるなかで、
私たちは、試合の日だけでなく日々のくらしの中でも、
みなさんともっとコミュニケーションを取りたいと思うようになりました。
子どもの部活やお稽古の発表の舞台があったらいいな。
リタイヤ後も活躍できる場はないだろうか。
シャッター通りとなった商店街をなんとかしたい。
障がいを持つ人も、女性も、シニアも、外国人も、
誰もが生きにくさを感じない社会にならないかな。
そんな色とりどりの想いをかかえ、日々を丁寧に暮らしている人々。
私たちはそんな人々の想いを、受け取れる存在でありたい。
私たちは、この節目の年に、
これまで育んできたスポーツの価値と、
自分たちのもっているリソースを
世の中につかっていただこうと決意しました。
Jクラブと地域の接点である
年間17,000回のホームタウン活動を通じて、
地域を、自分たちのくらしを、より豊かにしたいと願う、
たくさんの人々に出逢うことができました。
そんな想いを持って活動している人、参加したい人にとって、
Jリーグがより一層、関わりやすい場所に
そして、関わったすべての人々が互いに高め合える舞台となるよう、
環境を整えていきます。
「Jリーグ“が”地域社会のためにできること」だけでなく、
「地域のみなさん“と”Jリーグ “で”社会のためにできること」が実現できたら、
どんな未来が待っているでしょうか?
そんな夢への一歩を、ともに踏み出せたらうれしいです。
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